:三級品宿命之恋 駕籠真太郎 p177(16p) 実は、駕籠真太郎も重要なんだ。確かに全くもって一般受けしない けど、コットンは駕籠センセがいないと終らんし(始まらない わけでは決してない)。一般の方は 読まない方が身の為です。 しかし、「アブないネタは却下ね」には爆笑したです、本ト。 |
:夜と霧の間で [駕籠真太郎] p159(16p) 体の神経への刺激が脳髄まで達するのに極端な時間を要するという 症状の架空の奇病をテーマにした作品。 最近のパラレルワールドから一歩離れて、スタンダードなストーリー 漫画仕立てになっており、独特の不気味さを含みながらも社会派 漫画の様相を呈しております。Hシーンは無いにも等しいですが、 (っていうか不気味な要素が多すぎて実用には向かないかと…) 今月のイチ押しです。傾向:[その他] |
:筋の真心 [駕籠真太郎] p183(16p) 明らかに美空ひ○りがモチーフのキャラクタが登場します。駕籠 真太郎さんにしてはサワヤカ風味に仕上がってます。ただし、駕籠 さんにしてはですけど(半笑)。傾向:[その他] |
:恋愛準決勝戦 [駕籠真太郎] p175(16p) 今回は「チキチキ~」ねた。横にスライドしてるんだけど分かりにくいかな。傾向:[その他] |
:歌う狸御殿 [駕籠真太郎] p175(16p) 満月の晩に老若男女が狸の格好をして腹鼓を打つお話、って書いても 全然意味不明だな(更に謎)。漫革掲載の「超伝脳パラタクシス」の 宣伝がちらほらと見受けられまして、嬉しかったんだろなぁ。 謡う竜宮城との違いを述べよ(-10点)傾向:[不条理] |
:びっくり黙示録 [駕籠真太郎] p175(16p) アキラはどんなこじれた問題もたちどころに解決してしまうという 流れ者。そのかわり、問題が解決した村は存在意義がなくなり消滅して しまうという…。 今回はヒット。 傾向:[ナンセンス] |
:快楽の断面的横滑り [駕籠真太郎] p175(16p) 喫茶店のウエイトレスがゴミを捨てていると、そこへ宇宙からレーザー 兵器が照射され、体が左右に分割されるというお話。最初は気付かないの ですが、だんだん事態がおかしくなって…。 …二分割幽霊…、じゃなくて(笑)。今回はスマッシュヒットです。 もう一話くらい読みたいミリョクあり。傾向:[ナンセンス] |
:絶望的悲しみの甘き報らせ [駕籠真太郎] p175(16p) 体が二つに切断されながらも血管や神経は4次元的につながっていて…、 という女性の物語その2。 某事件の影響で修正入りまくり(主に内臓)。ますます二分割…。 先月号ほどはインパクトなかったな。傾向:[不条理] |
:無知識共犯者 [駕籠真太郎] p175(16p) 部活動に入っていなかった井月さんは、ある日クラスメートに5人目の 「正義の使者」に誘われる。同時に「悪の組織」にも誘われて密かに 掛け持ちをすることに…。 16ページの上半分まではらしくて良いのに、遺憾なオチ。なんで そーなるのっ。駕籠さん頭にEが付く宗教にでも入ったんかいな?傾向:[不条理] |
・駅前安打 [駕籠真太郎] p175(16p) 二郎は一月前までは全てが順調だった介錯打者。そんな彼もいつしか スランプに陥るのだが、恋人の忍の献身的な愛で見事復活する。という 事情はおかましいなしに、街では打者が人々の頭を打って回るつーお話。 実はこれが今月一番気に入ってます。ただ、印刷がキレイになったことで 画面のオドロオドロしさが薄まってマイナスの恩恵を受けたお一人かな。傾向:[不条理] |
:駅前五輪 [駕籠真太郎] p175(16p) 聖火ランナーとして特訓をする母親娘の物語。 今月は普通に変なマンガしてつまんなひの…。傾向:[不条理] |
:駅前郵便 [駕籠真太郎] p175(16p) 投函ポストからは郵便物が溢れて投函できず、郵送の秩序を統べる ポストマンは区分を間違えた少女を生きポストに変えて街へ送り出す。 ワープロ文字のセリフとか擬音とかがまた良い味出してんだこれ。前回の 時節ネタはちと外したけど、時代はやっぱ民営化だよorDIE! 白やぎさん 黒やぎさんの小ネタもバッチシ(死語?) ↓一昔ならば、エロ・グロ・ナンセンスとでもいうんだろうね。傾向:[ナンセンス] |
:駅前当確 [駕籠真太郎] p175(16p) 街を歩くと選挙ポスターが張られている。ポスターを追っていくと、そこ には開票済みの投票箱のみ。そう、ここは投票の全てが謎に包まれている 街。さらにはポスター貼り中毒者や宣伝マニアが跋扈し、闇の中で候補者が 選挙活動をさせられていく…。 今回も言語外の切れが冴えている駕籠さんで、途中の小技から最後のキツイ オチまで完璧です。今月の影のイチオシ。傾向:[ナンセンス] |
:駅前予報? [駕籠真太郎] p175(16p) 石川真理はSTSラジオの看板キャスター。各局ごとにキャスターが 天気予報をするのだが…。 駅前シリーズの今回は、大ハマリするっていうタイプじゃなかったけど 思わず「上手いっ!」って思わせる出来ですってば、さすが。しかし、 石川真理…、まさか「まさのり」とかいう読みじゃねえよな!?(謎)傾向:[ナンセンス] |
:駅前花嫁 [駕籠真太郎] p175(16p) 運命の赤い糸が見える男と、強烈なる花嫁願望の女とのお話。 …いままでの駕籠真太郎作品の中では、えろちっくという評価軸では かなり上の方に思います。ま、一般的な実用性にはほど遠いですが。 いつも通りの駕籠真太郎さんでした、マル傾向:[赤い糸] |
:駅前抽斗 [駕籠真太郎] p175(16p) 部屋は引出し、仕事も引出し、人生これすべて引出し。 …引出しシリーズとでもいうのかな、新パターンです。駕籠にしては 珍しく、漫画的な笑い方するねぇ、奥さん。新パターンってこともあって 雰囲気が分かんないし、オチも取って付けたようなんだけど、これもまた 駕籠真太郎さん、ちゅうか。傾向:[引出し] |
:駅前配管 [駕籠真太郎] p175(16p) 喫茶店での親友2人、あや子、とも子。変死したしず子とその夫種市に ついて話をする2人。女友達3人、それぞれ他には教えていない秘密を 持っていた…。 今回は「蛇口」がベース。ちょとしたサスペンス仕立て、真実はバスルーム の床の下。傾向:[蛇口] |
:駅前発条 [駕籠真太郎] p175(16p) 会社の犠牲になったバネ職人の夫と、その妻の復讐物語。 発情じゃなくてあくまで発条なのです。スマッシュヒットかな。傾向:[発条] |
:駅前梱包 [駕籠真太郎] p173(16p) いいんだいいんだ、幸せならば。でもその幸せどこにある?ここか? おみくじの中か? おみくじは梱包されて中身が分からない、僕は 幸せの梱包を解く勇気がない。 …っとまぁ、見事にタイトルどおりの内容。これが様式美というものなん だよ。傾向:[梱包] |
:駅前穿孔 [駕籠真太郎] p175(16p) すべてが順調でないと気が済まない男達。後で心配するくらいならと所構わず 孔を開けまくる、つうお話。 今回はヒット。傾向:[穿孔] |
・駅前暗黒 [駕籠真太郎] p175(16p) 今まさに生活の端々は黒く塗り潰され、人々はその黒く塗り潰されたモノ にこそ価値を見いだすという、お話。 …キャラクターが自ら性器を塗り潰しして「これで無修整でもオッケー」 とか言うのは、陽気婢さんのでもありましたな。世界感としては不条理 そのものだけど、駕籠さん的バイアスをかけて読めばかなり予定調和か と思うので、これはこれでおっけー。傾向:[暗黒] |