「少女絶頂体験」のA6縮小版です。

〓犬〓

「少女絶頂体験」のA6縮小版です。

スレンダー系少女満載のコミックです。生きるためにウリをする少女、姉妹で身売りされる少女、同級生に売られる少女。うわっ全部暗い話だわ・・・。話的には暗いのですが行為そのものは乱暴されるような展開はあまりなく、何かの約束、目的を果たすために受け身で居続ける少女たち。少しずつ感じ初めてしまい、目に涙を浮かべながら耐える姿が・・・。初単行本ということで絵の変化がかなり見えますが、これも巧い方向に向かっているのでこの先期待できる作家です。

基本的には表紙以外に変更点はありません。再編集とかもなしで、A5版だった本をそのままA6に圧縮しています。圧縮と紙質の低下で結果として修正が濃くなってしまっています。

巻末のフリートークが３ページ追加されています。

★３の上。
甘詰留太の名義も併せもつ著者の処女短編集。
山腹の隠れ家で多人数淫行を繰り返す妹と見守る兄のシリアスドラマ『廃屋』は、少女の独白が物語に深みを与えた傑作。
親の借金の犠牲になる姉妹のどん底的シリアスドラマ『口紅』は、微妙に噛み合わない姉妹の心理描写が見事のひと言。
ほか『スープ甘いかしょっぱいか』『ドレーと御主人』『夢の１０００万円』『ままぱぱ』『春の光』『スペース２０１０』『Hit Me,Mam』『夢見る少女じゃいられない』の全10編を収録。
前述した巻頭２編の傑作に対して巻末に向かうにしたがって作画レベルが大幅に落ちてしまうのだが、物語に関しては常に何かにトライしようとする前向きな姿勢が窺え、１冊の単行本の中に偉大な成長記録を見ることが出来る。
構成的にベストとは言い切れないものの、家族の犠牲として少女のスタンスを真っ正面から捉えた『夢の１０００万円』は、個人的に感慨深かった作品である。
現在の成コミ市場のレベルの高さを考えれば手放しでお薦めできる作品集ではないけど、ディープなファンなら手にしてもらいたい一冊でもある。


甘詰留太氏の別ペンネームなので、体系も細めの女の子が多い。
例によって満子という名前のキャラが後半収録されている話には出てきます。

「登場人物はすべて18歳以上です」と冒頭に書かれているが、話の舞台は小学校っだたりする。この心意気がイイ。


「くわがた」は、１９８５年という時代をキーワードに、田舎町に都会育ちの美少女が越してくるっていうシチュエーションで描かれたお話。田舎育ちの純朴な少年達と、複雑な家庭事情を背景に既に「汚れ」ている少女。このコントラストがなかなか強烈な印象を作り出しています。


【属性】「白濁の妖少女」「脇腹の肋骨」「輪姦」「近親相姦」
夏の最中、都会からやってきた少女・満子。血の繋がらない病弱な弟に命じられるまま、まだ性に目覚めきらない地元の少年たちを未成熟な躰で誘惑し、精通を教え込んでいく。満子は父親とも関係を持っており、毎夜のように濃密なセックスを交わしていた。その現場を目撃した少年の一人は、自分たちにそっけない態度を取る満子を恨み、上級生たちをけしかけ輪姦してしまう。大人に非ず。子供に非ず。少女はタナトスとエロスの狭間で緩やかに羽化していく・・・。

松文館の休刊した雑誌で連載していた物が遂に一冊にまとまりましたーっ。まだ制服を纏う前のあどけない満子ちゃんが、妖婦のごとく少年たちを幻惑し、精をむちゅぎゅぶとしぼりとっていきます。少年たちの肉珍棒をむきむき一方的に蹂躙かと思わせながら、実は色々な家庭事情と過去を抱えている満子ちゃん。心の脆さをつかれ、逆襲輪姦キターっ。上級生sの大人になりかけ肉珍棒がいやがる満子ちゃんをねじ伏せ、白濁蹂躙です。この辺りの流れのよさは連作ということもあり、見応え十分。幼少女が堕ちていく様が堪能できます。ただ男の子たちの間でかわされるストーリーは間接的なエロさを醸すよりも、うっとおしく感じる部分も多々あるのも事実。その辺りの「語り」をどう読みとるかで評価が分かれますが、一般誌移行前の作品なので作者のパワーがエロだけに収まらなくなってきたのかな?と。輪姦物としては期待通り。パパ相手も多いので、父娘物としても十分に満足可能。